Our Member_1

「みんなで幸せになる事業を」共に

代表取締役 | 和田 真由子さん

Question_1

エスティームの創業と今にいたる歩みを教えてください。

山形県の港町から、尊敬する祖父に憧れて政治家を目指し、筑波大学に進学しました。学生生活の中で、よりダイレクトに社会に想いを届ける方法として「起業」という手段があると知り、関心を持ったのが始まりです。とはいえ、当時は踏み切る勇気がなく、 3年間、ご縁のあった出版社にて編集・ライターの仕事をさせていただきました。

本気で起業を決意したのは、2015年に東京マラソンを完走したことがきっかけです。苦しい時も走り続ける中で感じた周囲への感謝、ゴールした時の達成感から、「人生もこのように走りたい」という思いが生まれ、以前から漠然と抱いていた「起業」を決意しました。

それから1年半の準備期間を経てエスティームを設立し、同時に胸が大きな女性のためのアパレルブランド「overE」をクラウドファンディングでリリースしました。アパレルや通販の経験がない未熟なスタートでしたが、事業の新規性からメディア・SNS上で大きな話題にしていただきました。東京都が主催するビジネスコンテストにてセミファイナリストに選出されるなど、都の創業サポート起業例としても各所で取り上げていただきました。

新型コロナウイルスの流行後など、非常に苦しい時期も長くありましたが、お客様、お取引先様、そしてメンバーに支えられて、2025年8月に9周年を迎えることができました。

Question_2

エスティーム・overEを創業したきっかけは?

事業内容を考えるとき、昔からの悩みだった「自信のなさ」の原因を探ることから始めました。すると、「もし、あのとき、自信を持って着られる服があったら」と思い当たることが沢山あったのです。就職活動にもっと自信を持って臨めたかもしれないし、容姿をコンプレックスに思い悩むことも少なかったのではと。

そこで周囲に「胸が大きな女性向けのアパレルブランドを作りたい」と話したところ、多くの共感と応援をいただき、この事業を始めることを決めました。下着メーカーが発表した「4人に1人はEカップ以上」という統計も、背中を押してくれました。

とはいえ、アパレルの知識も人脈もないので、まずは「胸が大きな女性向けのシャツが作りたいんです!」と工場を突撃。パタンナーさんが胸が大きな女性だったことから、手厚いご協力をいただき、製品作りをスタートした日を懐かしく思います。

社名のエスティームは、「Self-esteem(自尊感情)」という言葉が由来です。これを「胸を張って生きていく」と訳し、overEのミッションである「胸を張って生きていく、運命の一枚を」にも用いました。

Question_3

普段の仕事内容を教えてください。

創業から時を経て、生産、通販、SNS、PR、資金調達、システム導入、物流、人事、労務、経理など、主要な業務は一通り経験しました。現在は、それぞれのプロフェッショナルであるメンバーとお取引先様に業務を任せつつ、最終的なチェックは細かく行っています。

私は、大旗を振ってリーダーシップを取るタイプではありません。起こりうる懸念を事前に察知して防ぐことや、トラブル発生時にいち早く対応することで、各所からの信頼と会社を守ることが自分の役割だと考えています。

Question_4

仕事で大切にしていることを教えてください。

「全てがお客様に伝わる」という緊張感を常に持って取り組んでいます。overEはD2Cといわれる、お客様と直接コミュニケーションをとって、生産から販売まで一貫して行うビジネスモデルです。ブランドの価値観や魅力をお伝えでき、共感によって応援いただける素晴らしい形ですが、同時に、至らぬところが筒抜けになってしまう怖さもあります。信頼を失うのは一瞬。だからこそ全てが真剣勝負です。

メンバー全員がお客様の信頼に応えられるよう心を配るのはもちろん、未熟な点や不測の事態は必ず成長の糧にすると決めて取り組んできました。

Question_5

エスティームの良いところを教えてください。

エスティームの最大の財産はメンバー(社員、アルバイト、業務委託など、形態を問わず)が素晴らしいことです。また手前味噌ですが、この規模の会社としては、メンバーが安心して活躍できる体制も整っているのではないかと思います。

これまでどんなに苦しい時も良い人に恵まれましたが、過去には、会社と私自身が未熟だったために心身の負担が大きく、離職せざるを得なかったメンバーもおり、大きな後悔があります。その反省から、各種専門家や取引先の協力を得て、バックオフィスを徹底的に整えました。

全体最適のために子育て特例を除いて社員は原則出社ですし、就業規則を定めているので個別対応は難しいこともありますが、健康的な働き方を重視しており、残業は推奨していません。見込み残業代もないので、働いた分はしっかり支給します。業務委託の方とも時間単価での契約を原則としており、お互いが納得できる長いお付き合いができていると思います。

成果はメンバーと分かち合いたいと考えており、本社では月次目標達成ごとのランチや決算賞与、ポップアップでの達成特典などを用意しています。

今回、9周年を機に「お客様とお取引先様とメンバーとその家族が、みんなで一緒に幸せになる事業を展開する」という経営理念を定めました。信頼で結ばれた仲間と、より健康的で豊かな未来を築いていきたいと思っています。

Question_6

これから実現していきたいことはありますか?

軸であるoverEとしては、
・実店舗の実現
・ランジェリー、スポーツウェア、ウエディングなど周辺アイテムの実現
・より多様な年代、デザイン性、価格帯のブランド展開の実現

周辺事業としては、
・お客様やメンバーが当事者として経験するライフイベントに寄り添う事業
・当事者として感じた課題を解決できる事業
に取り組んでいきたいです。

overEはかつて銀座に試着サロンを構えており、常設店の意義を強く感じていました。サイズのブランドだからこそ、「一度着てみたい」というお客様の声に応えられるよう、再度チャレンジしたいです。

また、新規事業として温めているアイデアがいくつかあります。overEの成長に繋がり、私自身が経験してきた強いインサイトがある領域から、10年目の今年は挑戦していきたいと考えています。

Question_7

未来のメンバーへメッセージをお願いします。

みんなが幸せになるには、会社の売上・利益が大前提です。少数精鋭なので裁量と責任は大きく、全てお客様に直接伝わる緊張感の中で、細かく、厳しいフィードバックもあるでしょう。

それさえ覚悟していただければ、素敵なメンバーが揃った、風通しの良い環境です。ご自身の成長が事業の成長にダイレクトに反映され、エスティームはそれに応じた対価とポジションを柔軟に提案します。同時に、メンバーご自身とご家族の幸せにも、真摯に取り組んでいくことを約束します。

「胸を張って生きていく」「お客様とお取引先様とメンバーとその家族が、みんなで一緒に幸せになる事業を展開する」という理念とエスティームらしい働き方に共感いただけた方へ。overEへのジョインはもちろん、新規事業の立ち上げにもぜひ挑戦いただきたいです。

一緒に幸せを大きくしていきましょう。